2012年11月7日水曜日

下呂温泉の老舗名旅館「水明館」☆

先日、岐阜県下呂温泉の老舗名旅館「水明館」に二泊三日でお邪魔しました。

著名人にもファンが多いためご存知の方も多いと思いますが、水明館は下呂温泉を代表する老舗の名旅館で、昔ながらの純粋な旅館の良さと同時に温泉リゾートホテルの快適さを兼ね備えた旅館の枠を超えた超旅館とも言えるところです。

一万坪超の敷地にそれぞれ趣の異なる山水閣、飛泉閣、臨川閣、青嵐荘という4つの建物があり(収容人数1,000人)、3つの大浴場、エステサロン、レストラン、バー、クラブ、数々の宴会場、画廊、温泉プール、さらには能楽堂まであり、館内には至るところに人間国宝をはじめ著名な芸術家による絵画や焼き物、大変珍しい奇石などが展示されています。

先日ディナーショーに伺った旗照夫さん同様、こちらの水明館の女将さんのおもてなしもやはり「また水明館に伺いたい!」と思うものでした。

以前、貴賓室と呼ばれているお部屋でお世話になったことがありましたが、今回は離れの青嵐荘というところに宿泊させていただきました。

この青嵐荘のお部屋も過去将棋の竜王戦が行われたことがあるという素晴らしいお部屋で、内風呂、野天風呂、メインの間、控えの間、庭に臨む椅子の間、水屋等があり、見事に手入れされたお庭には縁側からそのまま散策に出られるようになっていました。

青嵐荘の専用門☆
離れのため水明館全体の入口とは別にあります☆
車が直接つけられるためお忍びで来る方にも最適☆
専用門から臨む青嵐荘☆
青嵐荘から臨む臨川閣☆
青嵐荘の日本庭園を散策中☆
茶室「水幸庵」を背景に☆
青嵐荘の日本庭園にて☆
そして、日本三名泉(有馬温泉、草津温泉、下呂温泉)の一つ、美人の湯と言われている下呂温泉のお湯は最高でした!

入った途端にぬるぬるしていて、これでは美肌になるのも当たり前!

食事はもちろん部屋食も出来るのですが、「椅子の方が楽でしょう」とわざわざ広い宴会用の別室に大きなテーブルでご用意下さいました。

水明館で撮影されたNHKで放映中の日韓共同制作ドラマ「赤と黒」のワンシーン☆
とまではいきませんが(笑)・・・☆
従業員の方々にも相当きちんとした教育をなさっているようで、館内でお会いする方々どなたも大変気持ち良く、どこへ行っても大満足でした。

館内はレストランも充実していて、ランチにいただいた欧風レストラン「バーデンバーデン」の飛騨牛カレー、そして夜食にいただいた「山里」の塩ラーメン、餃子、杏仁豆腐(こちらは隠しメニュー!)は絶品!

ちょっとお目にかかれない美味しさでした。


敷地内には青嵐荘のすぐそばに初代の女将さんが建立された観音堂があり、日中であれば誰でもお参りできるようになっています。

観音堂☆
西国三十三ヶ所の観音像がおまつりされています☆

また、下呂温泉全体の繁栄を祈って代々の社長さんが出雲大社飛騨教会温泉神社を建立されたり、他にもたくさん水明館のためだけではなく地域全体の発展のために色々な取り組みをなさっていらっしゃるようです。

驚いたのは、温泉寺の境内墓地に水明館の物故従業員のための立派な追善供養塔を建立されていらっしゃるのですが、すぐそばにある代々の一族のお墓がそれよりもずっと小さく控え目だったことです。

温泉寺というのは、昔、下呂温泉が一度枯れた時、白鷺に化身して温泉の湧出を知らせたと言われている伝説の湯薬師如来で有名なお寺です。

ちなみに物故従業員の供養塔や慰霊塔は、松下幸之助さんや三井財閥でも建立されています。

水明館のこの供養塔は観光案内にも当然載っていませんのでほとんど外部に知られていないと思いますが、このように表から見えないところで従業員を大切になさっている想いに頭が下がりました。


ところで、下呂温泉には、重要無形民俗文化財に指定されている下呂の田の神祭で有名な森水無八幡神社という神社があります。

ここは素晴らしいパワースポットでした!

神社全体に大杉が発する自然の気のエネルギーが充満し、神社の御社の周囲はどこも10cmくらいの厚みのオーラで被われていて見事!

下呂温泉に行かれる際には是非立ち寄られてお参りされることをお勧めします。


心のこもったおもてなしは、人の心に浸透し、その存在は何時までも心の奥底で振動し続けます。

その振動が旗照夫さんや水明館の女将さんとの繋がりであり、それを人は絆と呼びます。

仲間や友人やお客様は、仏教の言葉にあるように「袖振り合うも多生の縁」と言われるように(多生=何度も生まれ変わる)過去世の縁によるもので、縁によって定められた必然のお人との関わりも大切にしたいものです。

自分の心の在り様を、人との関わり合いを通して改めて見つめ直す、は魂磨きに必要です。

日常の中で誰かと出会うたび、それに気付く機会を大切にしたいものですね。


まだ水明館を未体験の方は是非行かれることをお勧めします。

私自身もまた是非伺いたいと思っています。

素晴らしいおもてなしをありがとうございました☆

水明館の有名な美人女将さんと☆
後ろの額は川合玉堂画伯の書☆
青嵐荘は川合玉堂画伯による命名とのこと☆

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