2012年11月11日日曜日

「日本直販が倒産」のニュースより☆

一昨日、テレビショッピングでお馴染みの日本直販の運営会社が倒産したというニュースには私も驚きました。

日本直販の運営会社、1961年創業の株式会社総通はテレビショッピングの草分け的存在で、私も有名なヒット商品「高枝切りばさみ」を買ったことがあります。

最盛期の1995年9月期の売上高は525億円だったそうですが、最近はネット通販に押されて経営が悪化し、2011年9月期には売上高が249億5,000万円と半減、負債総額175億円で民事再生法の適用を申請したとのこと。

今後はコールセンター大手のトランスコスモスがスポンサー企業となり、再建を図るそうです。

直接の引き金は、今年夏頃に架空の在庫や利益の水増しなど粉飾決算が発覚したことから信用不安が広がり資金繰りが悪化したということだそうですが、粉飾決算は20年以上前から行なわれていたという報道もあり、本当はもっと前に実質的に経営破綻していたようです。

経営者が粉飾決算などせず、もっと早く決断していれば債権者の被害も小さく済んだでしょうし、退職せざるを得ない従業員達の再就職も年齢が若いほど再就職し易かっただろうと思います。

そういう意味では、以前「AIJ投資顧問の消えた企業年金問題☆」でも書いた「失敗を早めに、小さいうちに自らきちんと認める」はとても大切です。


ところで、ジャパネットたかたの高田明社長もこのニュースに衝撃を受けられたそうで、次のように語られたとか。

「ビックリしました。日本直販さんに憧れてテレビショッピングを始めたようなところがありましたから」

「これからテレビ通販が伸びていくのは難しい」

「家電不況もかつてない領域に入っています。今こそお客様の満足に応えられるよう企業努力を続ける時。過去の成功体験を捨て去り、変化に対応するのではなく、自ら変化を生み出していきたいです」


日本の店舗には沢山の高品質な商品が並び、どのお店へ行っても一定水準以上の高品質な店員さんのサービスが受けられます。

その上、その場所は今やテレビショッピング、カタログ通販、ネット通販へと広がっています。

成熟し、顧客の目が肥えた日本の市場は世界で最も競争が激しい市場とも言われており、そこで戦い続けるのは容易なことではないでしょう。

そういった環境の中で成長し続け、ひときわ目を引く存在でもあるジャパネットたかた高田社長の言葉「過去の成功体験を捨て去り、変化に対応するのではなく、自ら変化を生み出していきたい」には、さすが!と思いました。

企業経営において「過去の成功体験が成長を阻害する」というのはよく言われることです。

そして「変化に対応するのではなく、自ら変化を生み出していきたい」というのは、周囲の経営環境に自社を合わせて変化させていくのが普通ですが、それを超えて、周囲の環境がどうであれまず自社が変化を起こす中心となり、市場の変化を率先して起こしていく、それによって新しい市場のリーダーになっていく、ということでしょう。

自ら変化を生み出しその市場の競争のルールを変えてしまうことで、先行者メリットを最大限享受出来ますし、構造的な優位性を築くことが出来ます。

最近の事例で言えば、インターネット検索広告市場におけるグーグル、インターネット通販市場におけるアマゾン、スマートフォン市場におけるアップルなどは世界的企業として有名ですね。

もっと小さな企業で言えば、アルバイト求人情報市場でジョブセンスを展開するリブセンス(25歳1ヶ月での東証一部上場最年少社長記録で有名)、格安で均一料金の眼鏡JINS(ジンズ)を展開するジェイアイエヌ、日本最大のレシピサイトを展開するクックパッド等々、いくつも好事例があります。


「変化に対応するのではなく、自ら変化を生み出していく」

成長を目指して自分自身を変えていくということは、人についても大切なことです。

人は意識していようといまいとみな魂磨きの旅の途中にあります。

たとえ何かで失敗し、世間的、表面的には一時的に後退しているように見えても、その人の魂磨きの旅においてそれは必要な経験であり、後退ではなく前進なのです。

ですから人は常に魂の成長に向かって歩んでいます。

それを意識的に行うために「自ら変化を生み出していく」「自分自身を(良い方向に)変えていく」のは大切なことです。

まず自分が始めなければ、何も起こりません。

環境に、他人に、親に、兄弟に、子供に期待し、相手が何か変わってくれることを期待するよりも、まずは自分が変わりましょう。


全ては自分の意識から始まります。

「自分は現在、既にこうなっている」という明確なセルフイメージを持ちましょう。

それは紙に書き出すと良いでしょう。

そして、毎朝起きて顔を洗った直後と、毎晩寝る直前に、それを声に出して読み上げましょう。

そうすることで、日中起きている時は意識的に、夜中寝ている時は無意識下で新しい自分のセルフイメージが根付いていきます。

花は一夜で咲かぬように、自分を根底から変えるには忍耐強い努力が必要です。

しかし、自分が変わると必ず自分と関係する周囲の環境、縁が変わっていきます。

縁が変わると運が変わります。

運が変われば人生が変わります。

貴方の人生は貴方自身が生み出しているものなのです。


誰でも花を咲かせることは出来ます。

その努力によって、小さな花であったり、大輪の花であったり。

ただ、努力の方向性を間違うとその花は咲かず、心の中に眠ったままとなります。

是非貴方の花を咲かせてみて下さい☆


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2012年11月7日水曜日

下呂温泉の老舗名旅館「水明館」☆

先日、岐阜県下呂温泉の老舗名旅館「水明館」に二泊三日でお邪魔しました。

著名人にもファンが多いためご存知の方も多いと思いますが、水明館は下呂温泉を代表する老舗の名旅館で、昔ながらの純粋な旅館の良さと同時に温泉リゾートホテルの快適さを兼ね備えた旅館の枠を超えた超旅館とも言えるところです。

一万坪超の敷地にそれぞれ趣の異なる山水閣、飛泉閣、臨川閣、青嵐荘という4つの建物があり(収容人数1,000人)、3つの大浴場、エステサロン、レストラン、バー、クラブ、数々の宴会場、画廊、温泉プール、さらには能楽堂まであり、館内には至るところに人間国宝をはじめ著名な芸術家による絵画や焼き物、大変珍しい奇石などが展示されています。

先日ディナーショーに伺った旗照夫さん同様、こちらの水明館の女将さんのおもてなしもやはり「また水明館に伺いたい!」と思うものでした。

以前、貴賓室と呼ばれているお部屋でお世話になったことがありましたが、今回は離れの青嵐荘というところに宿泊させていただきました。

この青嵐荘のお部屋も過去将棋の竜王戦が行われたことがあるという素晴らしいお部屋で、内風呂、野天風呂、メインの間、控えの間、庭に臨む椅子の間、水屋等があり、見事に手入れされたお庭には縁側からそのまま散策に出られるようになっていました。

青嵐荘の専用門☆
離れのため水明館全体の入口とは別にあります☆
車が直接つけられるためお忍びで来る方にも最適☆
専用門から臨む青嵐荘☆
青嵐荘から臨む臨川閣☆
青嵐荘の日本庭園を散策中☆
茶室「水幸庵」を背景に☆
青嵐荘の日本庭園にて☆
そして、日本三名泉(有馬温泉、草津温泉、下呂温泉)の一つ、美人の湯と言われている下呂温泉のお湯は最高でした!

入った途端にぬるぬるしていて、これでは美肌になるのも当たり前!

食事はもちろん部屋食も出来るのですが、「椅子の方が楽でしょう」とわざわざ広い宴会用の別室に大きなテーブルでご用意下さいました。

水明館で撮影されたNHKで放映中の日韓共同制作ドラマ「赤と黒」のワンシーン☆
とまではいきませんが(笑)・・・☆
従業員の方々にも相当きちんとした教育をなさっているようで、館内でお会いする方々どなたも大変気持ち良く、どこへ行っても大満足でした。

館内はレストランも充実していて、ランチにいただいた欧風レストラン「バーデンバーデン」の飛騨牛カレー、そして夜食にいただいた「山里」の塩ラーメン、餃子、杏仁豆腐(こちらは隠しメニュー!)は絶品!

ちょっとお目にかかれない美味しさでした。


敷地内には青嵐荘のすぐそばに初代の女将さんが建立された観音堂があり、日中であれば誰でもお参りできるようになっています。

観音堂☆
西国三十三ヶ所の観音像がおまつりされています☆

また、下呂温泉全体の繁栄を祈って代々の社長さんが出雲大社飛騨教会温泉神社を建立されたり、他にもたくさん水明館のためだけではなく地域全体の発展のために色々な取り組みをなさっていらっしゃるようです。

驚いたのは、温泉寺の境内墓地に水明館の物故従業員のための立派な追善供養塔を建立されていらっしゃるのですが、すぐそばにある代々の一族のお墓がそれよりもずっと小さく控え目だったことです。

温泉寺というのは、昔、下呂温泉が一度枯れた時、白鷺に化身して温泉の湧出を知らせたと言われている伝説の湯薬師如来で有名なお寺です。

ちなみに物故従業員の供養塔や慰霊塔は、松下幸之助さんや三井財閥でも建立されています。

水明館のこの供養塔は観光案内にも当然載っていませんのでほとんど外部に知られていないと思いますが、このように表から見えないところで従業員を大切になさっている想いに頭が下がりました。


ところで、下呂温泉には、重要無形民俗文化財に指定されている下呂の田の神祭で有名な森水無八幡神社という神社があります。

ここは素晴らしいパワースポットでした!

神社全体に大杉が発する自然の気のエネルギーが充満し、神社の御社の周囲はどこも10cmくらいの厚みのオーラで被われていて見事!

下呂温泉に行かれる際には是非立ち寄られてお参りされることをお勧めします。


心のこもったおもてなしは、人の心に浸透し、その存在は何時までも心の奥底で振動し続けます。

その振動が旗照夫さんや水明館の女将さんとの繋がりであり、それを人は絆と呼びます。

仲間や友人やお客様は、仏教の言葉にあるように「袖振り合うも多生の縁」と言われるように(多生=何度も生まれ変わる)過去世の縁によるもので、縁によって定められた必然のお人との関わりも大切にしたいものです。

自分の心の在り様を、人との関わり合いを通して改めて見つめ直す、は魂磨きに必要です。

日常の中で誰かと出会うたび、それに気付く機会を大切にしたいものですね。


まだ水明館を未体験の方は是非行かれることをお勧めします。

私自身もまた是非伺いたいと思っています。

素晴らしいおもてなしをありがとうございました☆

水明館の有名な美人女将さんと☆
後ろの額は川合玉堂画伯の書☆
青嵐荘は川合玉堂画伯による命名とのこと☆

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2012年11月6日火曜日

旗照夫ジャズライブ~あなたと夜と音楽と~☆

先日、旗照夫さんのライブに行ってきました。

数年振りでしたが変わらずとてもアットホームな雰囲気のライブで、サイドテーブルにはお若い頃の活躍スクラップが置いてあり、気をつけてページをめくりながら19歳から79歳までの旗照夫さんの芸能生活60年間の歴史を感じました。

開場は夕方5時で、それから6時半まではバイキング形式のディナータイム。

楽しみだった大好評のカレーをはじめ、美味しい料理を少しずつ堪能しました。

その間、旗さんは各テーブルごとに記念写真を撮って回りながら一人一人と笑顔でお話され、会場はアットホームな雰囲気。

その写真は、何と!御礼状と一緒に翌々日には我が家のポストに届いていました。

そして、6時半から8時半までがお待ちかねのショータイム。

様々なジャズナンバーをたくさん英語で歌って下さり、さらには「昭和枯れすゝき」をご自身のピアノ弾き語りで披露されたり、韓国語でも冬ソナのテーマソングを歌われたり。。。

「マイ・ウェイ」も良かったのですが・・・私のリクエスト曲「黒い瞳のナタリー」を熱唱して下さいました!

旗照夫ジャズライブ(ディナーショー)☆
英語のジャズナンバーの他、「あいつ」や弾き語りも☆
食事も美味しく、とてもアットホームな雰囲気☆
この曲が一番拍手が多く、皆様感動されていました。

翌日、自宅で3回、フリオ・イグレシアスの「ナタリー」を聴いたのですがそれは全く違う「ナタリー」で、私は旗照夫さんの「ナタリー」の方が断然好きです。

「また旗さんの歌うあのナタリーが聴きたい!」と思わせるのが凄い!と思いました。

旗照夫さんは、今はもう既にホテルオークラでの60周年バースデーコンサートモードに入って頑張っていらっしゃるとのこと!

人生の大先輩のご活躍をお祈りしています。

素敵な素敵な歌声をありがとうございました☆

オフィシャルな写真撮影以外は頼まれてもお断りされるそうですが
特別に撮らせていただいた旗さんとのツーショット☆


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