クンダリニー覚醒以前の私は、元々おとなしい性格で話すよりも聞く方が多い性格でした。
またこれは今もそうですが、自分の直感(インスピレーション)を大切にしており、ほぼ直感(インスピレーション)だけで生きてきたと言えるかもしれません。
そして、自分でこうしたい!と思う事があればすぐ実行に移す「すぐやる課・課長」で、すぐやると同時に創意工夫しながら整えていくタイプでした。
そんなようでしたから結果が世間的には悪いとみなされるようなこともあったと思いますが、それはその時精一杯やった結果ですから悔いはありませんでした。
それは悪いパターンの気付きとなり、今後は繰り返さないように気をつけるが良し、と気持ちを切り替える練習になりました。
幼い頃より、寝る前の反省瞑想でその日の出来事を頭の引き出しに整理整頓して眠ることが習慣でした。
心の整理整頓だけでなく、物理的な身の回りも整理整頓するが習慣でしたので、まさに今この瞬間に死んだとしても悔いは無い!という生き方を常々意識的にしていました。
我ながら少し普通の子と違っていたかなと思うのは、暗闇でも相当に夜目が利くことと、聴覚が並はずれて良かったことでしょうか。
また、頭の中に写真と同じように見たものを明確に再現する映像記憶能力が高かったことも他の子供とは少し違っていたようです。
私が気功師になったのは大人になってからですが、子供の頃から、手が冷たい冷え性の子がいれば両手をかざすだけで(触らずに)暖めては「触ってもないのに何故!?」と驚かれたり、肩が凝った人の肩をほぐしたりすると「貴方がちょっと触ってくれるだけで何故こんな楽になるの!?」と重宝がられ喜ばれていました。
人よりも自然の方が大好きで、本当の自分、魂としての自分は、肉体的自分に寄り添いながら生きていました。
「オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある」という有名な名言がありますが、私には、この世も「参加することに意義がある」という意識が子供の頃からずっとあります。
こんなことがありました。
小学2年生の時、とある地方で一番大きな旅館に家族で泊まった時のことです。
私は廊下でたまたまその旅館の女将さんに出会い、少し立ち話をしました。
女将さんは子供の私に何かを感じたのか、両親の所へ行き
「この子をこのままうちに置いていって欲しい。決して悔いの残らない人生を送れるように、立派な後継者の女将に育て上げますから」
と頭を下げられました。
女将さんには子供がいなかったらしく、突然の申し出に両親はびっくりしましたが、両親は一応私に
「女将さんがこう言っているんだけど、貴方はどうする?」
と聞きました。
私は
「私はここの子になる!」
と答えました。
両親は絶句し、その後母が
「ママ達は帰っちゃうのよ?貴方はここに一人で残るってことなのよ?」
と言いました。
私はこともなげに
「良いよ」
と答えました。
それを聞いた母は、淡々と
「はい、じゃあこの話はこれでお終い」
と言いました。
私も母がそう言ってお終いにしたので興味も無くなりそれ以上何も言わず、結局その話は無くなりました。
私が家庭環境に恵まれておらず、他家に行きたかったのかと言うと全くそうではありません。
私は幸いなことに恵まれた家族に囲まれていましたので不満など全くなく、両親や家族は大好きでした。
しかし仮に、突然「今日でお別れね」となったとしても大好きな家族のことは忘れませんし、いつでも笑って「バイバイ!」と言える感覚で、どこかで(この世でもあの世でも)元気で幸せに過ごしてくれていればそれで十分でした。
父や母が今の父や母ではなく、別の父や母になったとしてもそれはそれで面白いと思いましたし、全く違う家の子供になって生きる場所が変わっても、そしてそれが仮に酷い場所だったとしても自分は必ず自分を生かすことの出来る人生を送る(元気で幸せに)、と思ったものです。
他にも同じようにうちの子供にしたいという話を持ち掛けられたことがあり、その時もやはり私の反応は同じでした。
なぜそうなのかというと、「この世は参加することに意義がある」からです。
だからどこにいても、誰のもとでも魂は磨けますし、環境が変化すればするほど経験豊かになれます。
この世では魂の経験を積むことが目的であって、この世的な勝ち負けは関係ありません。
何かに勝っても負けてもその結果を自分の中で生かしてくれば良く、それがこの世に生まれてきて本当に勝つということ、人生で成功するということなのです。
だから、失恋したり、学業や事業で失敗したり、何かを失ったり、嫌な目にあったりの数々の経験はとても貴重なものであり、その価値は「災い転じて福となす」ことが出来るかどうか、貴方の中でそれを魂磨きに活用出来るかどうかにかかっています。
そのように活用できた魂磨きの経験は、必ず貴方の業(カルマ)に良い影響を与え、貴方自身をさらなる高みに練り上げていってくれるでしょう。
もちろん一方で、幸福な時にはその幸福を周囲に分け合う「幸せのおすそ分け」も忘れずに。
そうすれば貴方の幸せ波動に惹かれて次第に周囲には幸せな人が増えていくでしょう☆
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