2012年9月29日土曜日

ジャズシンガーの旗照夫さんとランチ☆

先日、実に4年振りにジャズシンガーの旗照夫さんと再会し、以前も一緒にお食事をしたホテルオークラでランチをしました。

ホテルオークラでは毎年数百人規模でバースデーコンサートをなさったり、別の会合でもよくいらっしゃったりされているようです。

"今年歌い始めて60周年!暦が組み合わせを全て終えて元に戻る還暦であり、もう一度初めに戻ったつもりでやり直そうと思っている!"
とのこと。

来週の10月4日水曜日には32年振りに「徹子の部屋」にご出演されるそうで、黒柳徹子さんとは同い歳だとか。

また今年の12月5日には、デビュー60周年のバースデーコンサートをホテルオークラ「平安の間」でなさるそうです。

90歳になった時に、今までで一番「いい歌」が歌える自分になっていたいと逆算して「今日」を生きていると。

その為に年間仕事量も決めて、生活状況管理に注意されているようで、健康と友人仲間が一番大切だとしみじみとお話されていました。

以前、ご一緒に石井好子さんのライブに伺った時の話題になり「彼女が(2年前に)亡くなって寂しくなったよ。あの時は彼女のやっていたシャンソン協会のまとめ役を少し手伝ったりしたなあ」と、改めて友人仲間に想いを馳せていらっしゃるようでした。

4年前には水を飲んでも太る体質だと嘆いていましたが、今回お目にかかった時には以前よりも相当すっきりされて、若々しく華やか印象!

旗照夫さんの120名程のライブには度々足を運びましたが、何時も変わらずアットホームな心地良さがあり人柄そのままの雰囲気でした。

私がライブに伺う時のリクエストは「黒い瞳のナタリー」なのですが、その話になると「黒い瞳のナタリー」を、またインターネットで拝見した「ブルーハワイ」のお話をすると「ああ、NHKのね」と言われ「ブルーハワイ」を、カラオケでも絶対に歌わない旗さんがそれぞれ生歌で少し歌って下さり、とても嬉しく思いました。

普段の心の持ち方が細心で、「心配り 気配り 目配り」がとてもある方です。


旗照夫さん同様、ある有名旅館の女将さんにもそれを感じます。

この女将さんは多忙の中をわざわざ遠方から新幹線に乗って泊まりがけで気功トリートメントにいらっしゃるのですが、気功トリートメントの際の着替えをこちらに宅急便で送ってこられます。

そして、ダンボールだと始末に迷惑をかけるからとその着替えをバッグに入れて送ってこられ、そのバッグは持ち帰る、をなされます。

またある時、前ボタン付きの衣類でしたので、次回からはボタンのない方がやり易いのでお願いしますと言ったところ、即座に前と後ろを入れ替えて「これならボタンが後ろになりますから如何でしょうか?」。。。

この美人で有名な女将さんは国から勲章を二度も頂いていて、著名人にも女将さんのファンがたくさんいらっしゃる方ですが、毎朝全ての新聞に目を通し、知っている方が出ている記事があるとすぐに「拝見しましたよ」「お身体に気を付けて頑張って下さいね」と応援メッセージを送られるそうです。

また、女将さんは一度相手と交わした「約束」をとても大事になさる方で、私のところに予約を入れていたのに急な都合でどうしてもキャンセルしなければならなくなった時などは、わざわざ手書きでお詫びのお手紙と品物を送ってこられます。

「約束」というものに対する考え方、態度が本当にきちんとされていて、やはり旗照夫さん同様「心配り 気配り 目配り」の心掛けのある方です。


旗照夫さんにも女将さんにも共通しているのは、普段の生活の中での「意識」と「行動」です。

神や仏に祈る時だけいくら意識を高めたところで、それが普段の「意識」と「行動」に「習慣」として表れていなければ何の意味もありません。

私が、日常生活での心構え、意識の大切さについて繰り返しお話するのはそのためです。
「今を最高に生きる」「心配り 気配り 目配り」のある人生の大先輩との共有時間は、「お互いさま」のはっきりとした意志や決意のもと、共に進歩発展を感じさせてもらえます。

旗照夫さんの「90歳の歌」を楽しみに、私も共に頑張ろう!と思ったランチでした☆


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2012年9月9日日曜日

両足切断の元F1ドライバー、アレックス・ザナルディがロンドンパラリンピックで金メダル☆

先日開催されたロンドンオリンピック、どの選手達の活躍も見事でしたね!

そして今度はちょうど今日までロンドンパラリンピックが開催されています(明日は閉会式)。

そんな中「両足切断の元F1ドライバー、アレックス・ザナルディ(アレッサンドロ・ザナルディ)がロンドンパラリンピックで金メダル」というニュースを見ました。

私はモータースポーツには全く疎いのですが、このアレックス・ザナルディ(アレッサンドロ・ザナルディ)という選手は、1991年~1994年、そして1999年にF1ドライバーとして活躍し、CARTでは2度シリーズチャンピオン(1997年、1998年)に輝いた凄いレーシングドライバーだそうです。

どうしてそんな人がパラリンピックに?
と疑問に思い、ちょっと調べてみると・・・。

なんと、そのアレックス・ザナルディ(アレッサンドロ・ザナルディ)選手は、2001年のレース中に両足を大腿部から切断するという大事故に見舞われたそうです。

出血多量で瀕死の重症を負ったそうですから、普通ならこの時点で失意の中引退してしまうでしょう。

ところが、彼は20ヶ月後には再びドライバーとして復帰しました。
それも、事故のあったラウジッツリンクというサーキットで特別仕様のマシンに乗り込み、前年のレースの残り周回を走り切ったそうです。

自分自身、一つのけじめをつけるため、そして事故の幻影や恐怖に打ち勝つために敢えてそうしたのだろうと思います。

そして、2003年~2009年まで再度レーシングドライバーとして活躍し、2009年からはその数年前から取り組んでいたハンドサイクルに本格的に転向して、今回のロンドンパラリンピックでイタリア代表に選ばれ、見事金メダルを獲得したそうです。

それも、今日の最新ニュースでは「ハンドサイクル・タイムトライアル、ハンドサイクル・ロードレースの2種目で金メダルを獲得、チームリレーは銀メダルを獲得」だとか!

なんという強靭な意志の人でしょう!


その彼のコメントは、本当に示唆に富んでいます。

"いつもどおりラッキーだった"

"僕は人生からたくさんの物を得てきた。幸運の女神が次々にいろんなものを与えてくれる。本当に感謝するばかりだ"

これが今から11年前に大事故で両足を失った人の言葉なのです。

レーシングドライバーの世界の頂点で両足を失いながらも、そのハンデをものともせずに現役復帰し、頂点のF1ではないけれども自分が戦える舞台、自分を生かせる舞台で再度自分を生かした人。

そしてその後、機械ではなく純粋に肉体で勝負する全く新しい舞台にチャレンジし、さらにそこでも世界の頂点を目指した人。

結果、彼は新しい舞台でも本当に頂点を極めました。


"いつもどおりラッキーだった"
"僕は人生からたくさんの物を得てきた"
"幸運の女神が次々にいろんなものを与えてくれる"
"本当に感謝するばかりだ"

彼の言葉には、自分を幸せにする秘訣が溢れています。

世の中には両足を失った時点で悲観する人が多いでしょう。

両足を切断されるところまでいかなくても、仕事が無いから、物事がうまくいかないから、愛されないから、病気だから・・・という理由で自分は不幸だと感じている人が多いのではないでしょうか。

しかし、自分自身が物事の見方を変えるだけでこれだけ前向きな人生が開けるのです。

彼は本当にラッキーだっただけだと思いますか?

ラッキーなだけでこれだけのことを成し遂げられると思いますか?

実際そこには信じられないような努力があったはずです。

レーシングドライバーとして世界の頂点を極める過程でも、再度レーシングドライバーとして復帰する過程でも、ハンドサイクルで金メダルを取る過程でも、彼は常にぎりぎりの努力を続けてきたことでしょう。

自分が受けた体験に感謝し、自分を愛し、自分を信じて。

世界中の多くの人々にそれを教えてくれたアレックス・ザナルディ(アレッサンドロ・ザナルディ)選手に、惜しみない拍手を送りたいと思った一日でした☆


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